工事日数2017年 1月
こちらは以前からアプローチとして使われていた御影石平板を新築工事に伴い前年に一旦移設しておき、改めてアプローチとお庭の一部にかけて敷き詰めるといった内容になります。
昔からあった物と言うだけの事はあり、厚さ重さ共に最大級で1枚100㎏は軽く越える代物で厚さも一定ではなく厚い物で20㎝弱ありました。又その数も125枚と気が遠くなるような作業ではありますが、設計士の先生が思い描く形にアレンジを加えさせて頂き仕上がったその時を創造しながら施工させて頂きました。
アプローチと庭部に自然な見切りを付ける意味で2ヵ所、後の植栽部として抜いてあり既存の庭石を沓脱石として利用させて頂きました。
古くからこの地にあった御影石の平板を残したいと思うお客様の心が「味」として新しい建物にも調和しているのではないかと思います。又達成感は去ることながら貴重な経験をさせて頂きました。
工事日数2016年 10月
工場外装リフォームに伴い植栽も変えて欲しいとのご依頼を頂き施工させて頂きました。
高低差を解消する為、六方石で土止めと段差をつけました。植栽は成長が緩やかで比較的管理がしやすい庭木を中心にまとめ、タマリュウを全面に密植致しました。又春から初夏にかけて花が楽しめるよう多年草が仕込まれています。
庭園灯も若竹の質感があるアルミ製の材料をポール変わりに使用し空間に溶け込むよう設置致しました。
ワンポイントで限られたスペースではありますが、落ち着く場所になって貰えたら幸いです。
作業内容八王子市 S様邸 人工竹垣工事
工事日数2015年 9月
こちらは側溝の上に柱を立ち上げ、人工竹垣で目隠しという稀な方法で設計施工させて頂きました。
一般的には土中に柱を埋め込む等で固定しますが、建物外周が雨水を側溝で流す形になっており前述した内容では困難な為柱を立ち上げる箇所にコンクリート平板でベースを作り固定し人工竹垣を組みました。
作業内容江戸川区 K様邸 新築植栽工事
工事日数2017年 1月
リビングから中心に位置する一角と、玄関前に植栽部を限定した場所への植栽工事です。
リビング前は中心に春一番ツツジ、両脇にオタフクナンテン、グランドカバーとしてタマリュウ又お手持ちのクリスマスローズを前方に植えさせて頂きました。
玄関前は六方石で囲い、お施主様のご希望でハナミズキ、根締めにタマリュウを植えさせて頂きました。
外壁から内装に至るまで天然の木材が贅沢に使用された素敵なお家に緑が加わる事で付加価値を高め、又楽な管理で維持していただけるようご提案させて頂きました。
作業内容板橋区 K様邸 庭園リフォーム工事
お客様よりお庭の一部を変更したいとご依頼を頂きリフォーム工事を施工させて頂きました。
アプローチからの眺めを意識し、施工前は途中で行き止まりだった大谷石の園路を枕木風の材料でエスビックのアクシアヴィレッジに変更しました。又そこから4本の園路に敷石と大谷石を再利用して回遊しながら開花や紅葉、果樹等を楽しんで頂けるような形に致しました。
植栽は手前にあったドウダンツツジの生垣を奥に移植し人工竹の四つ目垣に、既存の庭木に十分な存在感がありましたので、低木を中心に配置しました。宿根草とアジサイでまとめたエリアを作り、ジャーマンアイリス→アジサイ→ユリが春から夏にかけて入れ替わりで咲くようになっております。
その他灯籠は新たに入れさせて頂き、照度センサーにより8枚目の画像にある既存の雪見灯籠と合わせて暗くなると灯る仕組みになっております。
お庭全体がとても広く一部のリフォームで上手く融合出来るか非常に悩みましたが、お客様から『いい加減』ではなく『良い加減で』とお言葉を頂き、気持ちが楽になり拝観料取ろうかなどと冗談を言いながら楽しく施工させて頂きました。
お庭造りは自由な発想と加減も必要なんだと改めて感じ又お客様から教わり1つ勉強させて頂きました。